*重要 私の留年の可否について
こんにちは。
今回はみなさんに謝罪しなくてはならないことがあります。
3年生に進級してしまいました
あれだけTwitterで留年を匂わせておきながら、ほんとに、ちゃんと、きっちり進級しました。
これは恥ずべき事態です。ここからは私の今までの行動の悪かった点を反省していこうと思います。
1.安易なウケを取りに行った
人は往々にして他人が嫌な思いをすることを面白いと感じます。
特に「留年」はそのポップな不幸加減ゆえに一種の面白パッケージになっているのが現状です。
一連のパッケージになっている笑いを使用することは簡単かつウケやすい性質があります。
これはあるユーモアのテンプレを知っていることが仮想の仲間意識を産むためです。
たとえば身内ネタは、そのグループに属していれば普通のギャグよりウケることが多いと思います。
クオリティーが同等のとき、ビートたけしのモノマネをするよりも学校の先生のモノマネをした方が面白いと感じやすいのではないでしょうか。
同様にパッケージングされた笑いというのは、それを知っているであろう仮想の人々との仮想の内輪感に支えられているのです。淫夢語録と同じシステム。
裏を返せば、その構造を知らない人から見れば下らない内輪ノリにすぎないわけです。独創性に欠け、限られた対象にしかアプローチできないユーモアであると言わざるを得ません。
私はこれをやりました。
だってウケるんだもん〜〜〜よくない??別にさ、誰も損はしてないじゃんか〜〜よくなくなくなくなくなくない??(©️オザケン)許してよ〜〜おねがいおねがい!いいよね?許す?許さない?え、どっち?それどっち、ちゃんと言ってよ、ん、聞こえない!ちょっと、どこいくの!待ってよ〜〜〜
2.自分の能力を正確に測れていなかった
そもそもの話でありますが、私が留年しかけたのはひとえに数学ができないという理由によるものです。
私は昔から数学が苦手だったため、文系を選択しました。そして文系しかない大学に進学しました。
しかし、入学してから驚愕の真実が発覚します。
私の学部は、数学の授業を最低でも3つクリアしないと進級できないというド畜生設定だったのです。
これにはさすがの私もビックリドッキリメカ大発進で、人生の夏休みだと思っていた大学生活に暗雲立ち込めてきたなと感じました。
結果、同じ授業を2回落としました。
1年生が最初にとる授業です。
微分積分Ⅰ。このチュートリアル感あふれる名前の授業を2回落としてしまったのです。
2年生の前期終了時点で私が単位を得た数学の授業は2つのみ(線形代数Ⅰ・Ⅱ)。
つまり後期で絶対1つ以上とらなくてはもう1年遊べるドン!になるわけです。
もちろん私もバカじゃないので、保険をかけて数学の授業を2つ履修しました。すでに2回落としている微分積分Ⅰと、統計学です。
このどちらかの単位がくればいい…そう思っていました。
しかし統計学は学期中に単位がこないことが確定しました。
そうです、中間試験を受けられなかったのです。
どうやら中間試験の前の授業でのみ、試験の存在が明かされたようでした。その回は出席がかなわず、そもそも試験があることすら知りませんでした。
遅刻して教室のドアを開けると、みんな中間試験をしていました。実際その状況に置かれてみればわかるのですが、ちょっと笑っちゃいます。
残り時間も少しだったので、諦めてドアを閉めて帰りました。
こうして私は微分積分Ⅰを絶対にとらなくてはいけなくなりました。
にもかかわらず、期末でミスをしたのです。
このツイートにある通りです。
ただ、結果、なんと、この授業の評価はAでした。
やっと見出しの内容に入りますが、自分の数学力を見誤っていたのです。
私は2回の落単を経て、圧倒的マクローリン展開力がついていました。
そう、私はここで数学に目覚めたのです。
追い詰められた極限状態で新たな能力が覚醒する、少年ジャンプさながらの激アツ展開。
申し訳ないですが、強いて言うなら、天才。
本当に申し訳ない。天才だったよ俺。パワプロでもそうだけど、天才に目覚めるのってサクセスの途中だから。天の加護を受け才能に愛された男。あ、それ俺だわ、はい、呼びました?え、呼んでない?いやいや嘘だって今天才って言ったじゃん、え、どこいくの?置いてかないでよ、俺天才だよ、ねえちょっと待ってよ〜〜!!
(各所より留年の可否についてのお問い合わせがあったためこの文章を書きました。もう許してくれるよね?2000字書いたもん)